定期預金満期の通知が来た!!資産再配分の方針に従って次の預け先を考えます!
定期預金の満期を知らせる通知が銀行から届きました。「アセットアロケーションを公開!!資産配分の見直しを考えます!」の投稿で、資産の再配分の方針を決めたので、その方針に従って次の運用先を考えます。
ポイント
- 金利上昇局面では長期の定期預金は避けた方が良い
- 外貨建て投資は為替リスクがあるので時間分散して購入する
- キャンペーン金利などを積極的に活用する
目次
1. 満期となる定期預金の内容
今月(2025年3月)に満期となる定期預金は、昨年3月に金利0.3%で預けた1年定期預金、昨年9月に金利0.6%で預けた6ヶ月定期預金、および昨年12月に金利0.9%で預けた3ヶ月定期預金です。いずれも銀行のキャンペーン金利を利用したものですが、この1年を見ただけでも金利が上昇していることがわかります。
金利上昇局面で長期の定期預金に預けると、金利上昇の恩恵を受けられないリスクがあるので、今回も1年以内の定期預金を選択しようと思っています。また、「アセットアロケーションを公開!!資産配分の見直しを考えます!」の投稿で、我が家の資産の再配分方針を以下のように決めました。
- 無リスク資産(現預金)の比率を現在の70%超から60%程度まで下げ、その資金を海外株式等の外貨建てリスク資産への投資に充てる
- 無リスク資産(現預金)における外貨預金の比率を上げ、リスク資産と合わせた外貨建て資産の比率を5%から25%弱にまで上げる
上の方針に従って、投資先を考えていきます。
2. 外貨建てリスク資産への投資準備
まず、満期となる定期預金の一部を証券会社の口座に入金します。外貨建て資産への投資を考えた場合、為替リスクと投資商品の価格変動リスクを抑えたいので、外貨への交換と投資商品購入を一度に行わず、1~2年時間をかけて行うことを考えます。
主たる投資対象は、現在も保有している比較的高配当なETF(SPYD、HDV、VYM等)で、これらの商品を買い増す方向で考えています。目的がインフレヘッジなので基本的にBuy&Holdでいきます。シフトする金額を約20等分し、毎月外貨への交換と商品の買付を実施していくことを考えています。トランプ政権となり、先行き不透明でちょっと不安もあるので、数ヶ月実行してみてそのままの方針で進めるか、方針変換するかを考えたいと思っています。
私の場合、ドル建てのリスク資産は楽天証券に集中させているので、今回の再配分についても楽天証券で買い増ししていくつもりです。
3. 無リスク資産の外貨建て比率を上げる
もうひとつの方針は、無リスク資産のうちの外貨建て比率を上げることで、具体的にはドル建ての預金にシフトしていきます。こちらも考え方はリスク資産と同様で、為替リスクを抑えるために時間分散していくわけですが、銀行が時々高金利の定期預金キャンペーンを打つので、その期を捉えられるようにしておきます。キャンペーンの多くはドルを購入し定期に入れることを条件にしているので、シフトしたい金額の6割程度は円のまま保持しておきます。残りの4割は時間分散で1~2年かけて積立投資を行い、一定額を超えたら金利の良いドル建て定期預金へ預けかえる方式を取ろうと考えています。
ドル預金の預け先については、為替手数料が安い住信SBIネット銀行、金利が高くキャンペーンも多いソニー銀行を候補と考えています。
キャンペーン待ちで保持しておく分はできるだけ高い金利の普通預金に置いておきます。メガバンクの普通預金金利が0.2%なので、これを超える金利を持つ銀行ということになります。私の場合はSBI新生銀行の0.4%(ダイヤモンドステージの場合)を活用します。普通預金の金利をアップさせる小技については別途記事を書きたいと思います。
4. 円定期の次の預け先は?
さて、円として残す預金の次の預け先はどこが良いでしょうか。冒頭述べたとおり、1年以内の定期預金で金利の良い銀行を選ぶことになります。
私はここのところ定期預金はUI銀行主体で預けています。現時点でも1年定期1.0%、6ヶ月定期0.7%という高金利です。新規口座開設でのキャンペーン金利を使えるなら他の銀行も視野に入ってきますが、これ以上銀行を増やすのも管理が大変になるので、今回もUI銀行をメインで考えるつもりです。
5. まとめ
定期預金満期の通知をきっかけに、資産の再配分方針に基づく次の投資先を検討してみました。あくまで考え方の一例として参考にしていただければと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
1級ファイナンシャルプランニング技能士
CFP®️認定者
1級DCプランナー
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