2024年のキャッシュレス決済比率は42.8%!!我が家のキャッシュレス決済比率と比較してみました!

経済産業省が2024年度のキャッシュレス決済比率を発表しました。2025年までにキャッシュレス決済比率を4割程度にするという政府目標を達成したとのことです。
公表されたキャッシュレス決済比率の内容を確認するとともに、我が家のキャッシュレス決済比率と比較してみます。
ポイント
- 2024年度のキャッシュレス決済比率は42.8%
- 将来的にはキャッシュレス決済比率80%以上を政府は目指している
目次
1. キャッシュレス決済比率
経済産業省が2024年度のキャッシュレス決済比率を発表しました。経済産業省のニュースリリース「2024年のキャッシュレス決済比率を算出しました」をもとに、その内容を確認していきます。
まず、キャッシュレス決済比率の定義ですが、クレジットカード、デビッドカード、電子マネー、QRコード決済による支払いの合計額を民間最終消費支出で割ることによって求められています。
2010年からのキャッシュレス決済額・キャッシュレス決済の比率の内訳の推移のデータは以下のとおりです。
2018年からQRコード決済のデータが追加されており、QRコード決済の割合は右肩上がりで伸びていて、2024年は13.5%となっています。一方で、クレジットカード決済は、決済額については伸びていますが、QRコード決済の台頭により比率としては減ってきています。また、デビットカードは決済額自体は少ないものの増加傾向なのに対し、電子マネーは決済額はほぼ横ばい、比率は減少傾向にあります。
上記推移をグラフ化したものが以下になります。
政府は、令和元年(2019年)6月21日に閣議決定された「成長戦略フォローアップ」において、KPIとして「2025年6月までに、キャッシュレス決済比率を倍増し、4割程度とすることを目指す」としていましたが、2024年はキャッシュレス決済比率が42.8%となり目標を達成したことになります。
平成30年(2018年)4月に経済産業省が公開した「キャッシュレス・ビジョン」では、「将来的には、世界最高水準のキャッシュレス決済比率 80%を目指し、必要な環境整備を進めていく」とされています。
2. 我が家のキャッシュレス決済比率
さて、この42.8%についてどのように感じられますか?
4割を超えたとはいえ、まだ6割は現金払いだということですから、キャッシュレス比率はまだまだ低いと個人的には感じます。では我が家はどうなのだろうと興味が湧いたので、2024年1年間の支出に対するクレジットカード、デビットカード、電子マネー、コード決済の合計の割合を調べてみました。
我が家の場合、現金でしか支払えないお店以外は基本的にキャッシュレスでの支払いを徹底しています。昨年1年間の総支出から現金払い分を除いた分を総支出で割って、我が家のキャッシュレス決済比率を求めてみたところ、以下のとおりでした。
93.97%
昨年は家族が入院したりして医療費が高かったので、その分キャッシュレス決済比率も高くなった可能性があります。それでも9割以上はキャッシュレスで支払っている感覚があります。
皆さんのご家庭はいかがでしょうか?
3. まとめ
今回はキャッシュレス決済比率のニュースから、我が家のキャッシュレス決済比率を計算してみました。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
1級ファイナンシャルプランニング技能士
CFP®️認定者
1級DCプランナー
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